2006年12月06日

便利さと引き換えに無くしたもの

最近の子供達にカメラを向け、撮影すると・・・
 
撮り終わった直後に近寄ってきて
「見せて!変な顔になってない?」
で、、目を瞑ってたりすると
「削除して、、もう1枚」
 
デジカメだからその場で撮った画像が確認できて・・・
変な画像は即デェリィート。。。便利です
 
 
が、しかし・・昔あった光景で
棚からカメラを取り出すと…ん?あと3枚くらい撮れるのに
フィルムがカメラに残ってるなぁ
もしくは、、、レンズ付きフィルム(←これが正式名称で使い捨てカメラは嘘)が
机の引き出しから出てきて
これまた、数枚残ってる。。。
 
残ったフィルムで意味もなく風景を撮影したり、、、
家族を撮ってみたりして・・・
ところで?このフィルムって???いつ撮影した分だろ?って
疑問と期待を残しつつカメラ屋さんに現像に出す
 
はたして、出来上がってきた写真には・・・
数年前の旅行だったり行楽だったりの過去が写ってたり
目を瞑った写真だったり、、、
持ち歩いてるうちにシャッターが押されてしまったのか
空が写ってたりと・・・
 
みんなでこんな事もあったよなぁ・・・とか、、これ、変な顔だなぁ・・・
などとワイワイガヤガヤしたんですよねぇ。。。

それに、撮影する側も・・・真剣(?)に撮影してたような気がします
撮影した時と現像した時のタイムラグも楽しかったんでしょう 
 

 写真屋さんから渡された紙袋の中には輪ゴムでとまった写真の束と
チープな紙で出来たアルバム
このアルバムに写真を差し込んでいくのも楽しかったです
 
便利さを手に入れた代わりに・・・ノスタルジックに浸ったり、、
思わぬ写真を目にする事を失ったんですねぇ。。。
 
 
と、毎日デジカメを持ち歩いていながら・・・つい感傷に浸ったりした1日でした。。。

posted by 司馬 at 22:46| Comment(2) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする