25年くらい前、、わたしがネオン街に繰り出した時の『カラオケ』ってのは・・・
今でいう通信カラオケは勿論、、レーザーカラオケなんて代物も滅多にない時代でした(笑)
(一部の店でVHD(笑)って・・・今になればレアなアイテムを見た記憶もありますが)
カラオケBOXなる代物もまだなくて・・・・
世の中で『カラオケ』ってもので歌うことが出来るのは、、カラオケ1曲200円!!とか書いた看板が掲げてあるスナック(笑)か、、バー(笑)でした。
そのスナックやバーにしても、、用意してあるのはCDカラオケ(笑)
曲を選んで店員さんにお願いすると、、該当する曲のページを開いた歌本(笑)を手渡され、、その歌本を見ながら歌ってたんですねぇ。。。。。
歌本には「前奏24秒」とか書かれてて・・・・今のカラオケみたく、、画面に歌詞が出てきて
歌い始めのキッカケにテロップの字が変わったりとか、、全くなかったんです(笑)
店内には、まさに、、、カラオーケストラな曲が流れて、、それにあわせて歌わないといけなかったんです。
つまり、昔のカラオケってのは、、その歌を熟知してて、、歌える人だけ歌ってたんですね
だから、、ネオン街の飲み屋さんでも、、歌ってる人は、、セミプロ(笑)っていうか、、ほんと、歌が上手い人しか・・・歌ってなかった。。。っていうか、、歌えなかったんです。
当時、飲み屋さんのカラオケで歌おうと思うと、、事前(?)に練習するくらいでないと歌えなかったですし、、周りには知らない人もいる中で歌い上げるしかなかったんです。
歌い終わった後に、、、酔っ払った見知らぬオッサンから、、「兄ちゃん、、よかったゎ、、一杯奢らせてくれやぁ」って水割りを奢ってもらうのも楽しかった時代です。
カラオケBOXって代物が出来て、、、身内だけで、、楽しめる娯楽になって
画面の色が変わる字を追いかけてるだけでなんとか歌える娯楽になった時点で・・・・
他人とのコミュニケーションアイテムではなくなったカラオケってのは、、如何なものか、、、、
こんなこと=ノスタルジックな事を思うのは、、やはり、、わたしがオッサンになったからなんでしょうねぇ(笑)
って・・・しばらくカラオケなんて行ってないなぁ。。。ストレスが溜まってんでしょうか(笑)