2009年02月22日

列島改造論

ガソリン暫定税率の審議をしてた時には、地球温暖化を助長することになりかねないから、ガソリン暫定税率は維持=ガソリン価格は高いままの方がいい。。。なんてことを言ってた与党が、舌の根の渇かないうちに、高速道路料金の上限1,000円なんて愚策を出してるような国です。

その昔、故田中角栄元総理がタイトル「列島改造論」なる著書で、いろいろと高速道路の経済効果について記してたりしますが、この考えが、ある意味、この国の道路利権を生んだ元凶だったのかなぁと思ったりします。

これ程、高速道路網が整備されてるにも関わらず、日本の高速道路料金は世界的にみて高いってのは周知の事実。
ドイツ・イギリスは全線無料、アメリカの有料比率が6.4%、フランスが74%
それらに比べれば、全線有料な上にその料金も高い日本ってのは、その後の日本車の方向性を決めてしまったのかなぁ。。。

移動距離が長くなればなるほどに、ガソリン代以外の高速料金が増していくため、新幹線や飛行機で移動した方が便利な上に、ヘタすると安かったりします。
つまり、日本車ってのは、長距離を高速で移動するツールではなく、距離が短く、混み合う街中を快適に移動するのに適した方向性で進化し続けたんではないでしょうか。
だから、長時間かつ高速で移動するには適してない足回りやシートってことで、日本車が欧州で酷評だったりするんだろうなぁ。。。と思ったりします。

そんな長時間かつ高速で移動するに適してないのは、車だけでなく、その車に乗ってる人間も同じで、これまで高速料金が高いことを理由に高速を利用してなかった人々が、冒頭綴った愚策に乗っかって・・・
クーラントの量やタイヤの空気圧も調べず、走行車線と追い越し車線の区別もなく、ややもすると登坂車線からゴボウ抜きなんて暴挙で走行する「輩」が増えるんでしょうから、事故や渋滞は確実に増えるのは安易に予測できます。

街中でも、信号待ちで停まった際、ふと横の車を見るとほとんど山のない磨り減ったタイヤを装着してる車。。。結構、見ます。
こんなタイヤの車が今日みたいな雨の中の高速道路でも、「高速」道路だからと、ぶっ飛ばしたりするんでしょうか・・・

怖いですねぇ
これまで高速道路料金って敷居があったから、その中に踏み込まなかった「人」と「車」が、敷居が低くなった為に高速道路に侵入してくる。
最初から、高速料金が安ければ、それなりに高速道路を走る際の心得(?)みたいなのが教育されて然りでしょうし、車の性能もそれなりに高速移動に適した形に進化してたはずです。
車の性能や、そこを走る人の教育を蔑ろにし続けた上で突然の高速料金上限1,000円政策。

わたし、この「休日の高速料金上限1,000円」が実施になったら、、しばらくの間、高速に乗っての移動は極力、避けようと思ってます。



posted by 司馬 at 22:47| 広島 ☔| Comment(3) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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