2009年03月15日

試食のテクニック

今日、デパートへ買い物に行った時、いわゆるデパ地下と呼ばれる食料品売場でのこと
「白河ラーメン」って暖簾を掲げた店頭販売の屋台がありました。

白河って???どこだっけ?と思いながら近づくと、前掛けをしたお兄さんが
「試食していってくださいねぇ~」と言いながら、割り箸を手渡します。

え?試食って言ったって・・箸だけ渡されてもなぁ。。。と困惑してると
「はい、まずは・・・スープを味わってくださいねぇ~」と、言いながら小さなお椀に、醤油ダレを入れて、、ダシを注いでます。
その間、、わたしと奥さんは、、箸だけを持って立ってます(笑)
なんか、恥ずかしいなぁ。。と思いながらも、箸を受け取った以上は、その場を離れるわけにも(?)いかず、もぉ・・なすがまま(笑)の状態。

渡されたお椀で飲むスープ・・・ウマィんですねぇ(笑)
「うん、ウマイねぇ」なんて言ってると「はい、麺を茹でるのに約1分掛かりますので・・・このスープにネギ油、入れて飲んでみてくれます?」
そのネギ油ってのも、店頭で売ってる商品で、ゴマ油ライクな容器に入ってるんですが、これを数滴スープに入れて飲むと・・・ネギの風味も漂って・・・これまたウマイんですねぇ(笑)

そうこうしてるうちに
「はい、麺が茹で上がりましたぁ」ってことで、これまで手にしてたお椀に、麺を入れてもらって・・・
ズズズっと啜りますと、、これまた、玉子麺っていうか、、腰が強くて、、舌触りもイィんです。

この時点で、麺とダシがパックになって店頭に並んでる商品の値段を見ると・・・2人前で580円!
これは安いんでないと思い、、4人前を買おうとした時点で、、周りには8人くらいの人だかり(笑)


試食してくださいねぇって、お椀にスープと麺を入れた状態の試食品を渡してたとすると、、ここまで人は集まってないんだと思います。

まず、箸を渡して足止め(?)
スープを出してる間に、他の人に箸を渡して足止め。
茹で上がった麺を提供してる間にも、他の人に箸を渡して足止め。
この繰り返しだからこそ、人が滞留して人だかりが出来る。
人だかりが出来れば、周りの人も「なに?なに?」と寄ってくる

試食して、美味しいってのはもちろん、重要なんですけども、試食して・・はい、さいならと何も買わずに立ち去る人が、あまりいないだろうって深層心理も考えられてるんだと思います。

ん~、、見事に計算された試食のテクニック(笑)
うちがパック商品とネギ油を買うと、、うちよりも後に試食し始めた人達も、、買ってました(笑)

出来上がった試食品を食べてもらって、買ってもらうだけでなく、箸>スープ>麺と順番に出すことで、人だかりを作って(?)売り上げが伸びれば、売ってる人も楽しいでしょうねぇ。。

まさに、、損して得とれ・・・ビジネスではなく、商売。。。商売というよりは商い=飽きないんだろうなぁって思ったのでした。


posted by 司馬 at 21:47| 広島 ☀| Comment(5) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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