シズル感 (シズルカン)
-カルチャー&エンタテインメント -2002年8月21日
もともとは広告業界のことばとして、広告クリエーターたちが使い始めた。
テレビCMや広告写真に出てくる食品に生き生きとした実感があり、それを見ると
すぐにでも食べたり飲んだりしたい気持ちにさせる状態であることを指している。
本来の「シズル(sizzel)」という英語は肉がジュージューと焼けて肉汁がしたたり落ちているような状態を表し、
それから発して見る人の食欲をそそるような状態の表現として使われている。
このシズル感を表すために、広告写真では温かい料理からは湯気を出し、アイスクリームなどの冷たいものからは白い冷気を漂わせ、
ビールジョッキの側面が水滴でぐっしょりと濡れるといった状態を、さまざまな工夫を凝らして再現している。
最近では食品のみならず、そうしたリアルでビビットな状態について使われることが多く、「シズル感のある女性」「シズル感あふれるデジカメ」など、相当に範囲を広げて使われるようになってきた。ある論者は「シズル感」を「よだれジュルジュル感」と表現している。
なんて解説(?)が成されています。
最近、日が沈んだ後は・・・妙に肌寒いっていいますか。。。気温が低い日が続いてますが・・・やはり、ビールはいつ、どこで飲んでも美味しいモノです。
で、、焼鳥屋さんで頼んだビールは・・・湿度の関係か、、、微妙な「シズル感」を醸し出してました。
ガッツリと頼んだ焼鳥をバクバクと食べて、、シズル感溢れるビールもグイグイと飲んでて・・・
気が付けば串入れ(?)には大量の串が刺さってた、、週末でした(汗)
お肉には、赤みを足すため口紅や絵の具を断面に塗って、
食紅も振ったりするらしい、
イカやエビなんて絶対普通の色ではおいしそうにならないらしく、絵の具は必需
肉・魚介類が難しいらしいよ。
ケーキは作る時砂糖を入れるとライトの熱で溶けるから砂糖は入れちゃ駄目だとか、
ビールは塩を振ったり、割り箸でかき回したり、、、
果物は自動車用ワックス塗って磨いてからから、霧吹きで、、、
アイスは半分溶けた時に形作ってドライアイスか液体窒素だって。
なんで食べ物粗末にするの!!!
これが動画だと更に動きが加わるという(爆)
その辺知ってるからかどうなのか判らないけど、
商品パッケージやCM・チラシに載ってる写真が時々嘘臭く感じたり。。。
って、逆に言うと、そんなに違った見え方するわけ?
自分たちそんな色の物普段食べてないでしょ(笑)
最近、メディアが発達したおかげで、より効果的なモデルケースを見せないと訴求効果が薄いんですよね。
女性誰もが、足長くて顔小さくて、胸がボインで腰くびれてる訳じゃないだけどね(笑)
そろそろインチキ臭い米国的コマーシャリズムからの脱却を!(爆)
って、米国の場合CMの場合、日本と違って規制が多いんですけどね、たとえば対象商品をデフォルメ(変形)させてはいけないとか、あり得ないシチュエーションの中に置いてはいけないとか、日本だとガンガン行われている事がNGだったりするんだって(苦笑)
ところ変われば(?)って感じなんでしょうねぇ。。。なんて思ったのは・・・
日本では公取で、、、果汁100%でないと、果物の断面と「しずく」をパッケージに表示しちゃいけないとかあるらしい(って・・・いつものごとくわたしの記憶の片隅)ですしねぇ