で、うちの車のナビはDVDの楽ナビですが、、、HDDのハードとしてはI−PODを載せてます。
走行中にCD→HDDって便利さはないですが、家のPCでCD→HDDって流れで音楽を保存して車の中へ持ち込んで楽しんでます。
その昔(笑)、車の中で楽しむ音楽ソースとしては、、CD→テープへの録音ってのが定番でした。
レコードを何枚コレクションしてたとしても、車内では楽しむ事が出来ませんから。。アナログテープに録音してました。
以前、便利さが、、頭を悪くするってのを電子マネーで綴りましたが・・・・・
昨今の音楽端末にも、その影響=頭が悪くなるってのがあるのかなぁって思ったりしました。
アナログレコードからテープに録音する際には
各曲の時間を調べて (歌詞カードに各曲の収録時間が記載されてるアルバムってのも稀)
それぞれの秒数を積算して、、60で割って・・・・・なんて、、計算をしてから
A面に入る曲をセレクトして、、B面に入る曲をセレクト・・・合計が何分になるかを把握してから・・・
こりゃ、、54分テープだねぇ、、いや、、曲間を詰めれば46分テープでいける?!なんて計算してました。
こういう計算をしないから、、ヘキサゴン2で、、時間と分の計算が出来ないタレントが出てきてるんでは?なんて思うことも多々。。。。
もっとノスッタルジックな話をすれば・・・
録音レベルがマニュアルでセレクトできてた(っていうか、、VUメータと睨めっこしながらアルバム全体を聴いて・・・音が歪まないように、アルバム中で一番VUメータが振り切れるとこをピークに設定)してた時代だと・・・
A面の終わりの曲をテープエンドに向けて録音レベルを絞っていく、、、いわゆるフェードアウトなんて作業を施してた事もありまして(笑)
レコーダに装備されてるカウンターも○○分○○秒なんてデジタルな代物ではなく、、各メーカー毎に設定されたアナログなカウンタだったので・・・
一度、早送りでA面の最後にしておいて・・・カウンターをゼロにリセット
そのあと、撒き戻して、、A面の最初にして録音開始、、カウンターと睨めっこしながら、、カウンターがゼロに近づくのにあわせて録音レベルをゼロに絞っていくフェードアウトなんてのをしたりしてました。
曲の頭出しって機能もなかった時代には、、アルバムを通して聴くのが当たり前でした。
この曲、、なんかイヤだなぁって思っても次の曲への頭出しなんか出来ないわけですから、、通して聴いてたんです。
そうすると、第一印象として、この曲、、なんか気に入らないなぁって思っても、、何度か聴いてるうちにマイ・フェィバリット・ソングになる事があったんですが・・・
最近の曲だと、、途中、エイ!ヤー!で飛ばして、、聴かないんですよねぇ。。。。
アナログ→デジタルで便利になった分、、、アナログテープに録音する際の計算をしなくなったり
じっくり何度も聴けばお気に入りになるはずのいい曲を聴かなかったりして・・・
数値計算の左脳も、、感性を養う右脳も、、、、どっちも使わなくなってしまうのは、、、哀しい事ですねぇ。。。。